優秀賞
餘野 照彦 様 『森に生きる』
選評
樹の生命力を非常に感じさせる作品です。成長していくに従って岩をつつみ込むように、そして大地に根をおろしている。この岩のあることがこの樹の成長を妨げているのだが、その困難さえも乗り越えて成長していく樹の生命力に驚かされました。新緑の様子と湿度を含んだ森の様子がとても印象的で、森の在り方が美しく表現されています。
受賞者のコメント
昔、この大きな岩石は、山土の中にあった。この上に、木が根付き始め、木の成長とともに、根が土の中へ伸び始めた。直下にこの岩石があったため、それを避けるように、岩石の周りをとり込むように、根が成長した。長い年月を経て、雨による侵食で、表土が流されて、現在のこの様な姿を見せている・・・と聞いた話です。感動して撮らせてもらいました。いつか、またこの木にお礼に行きたいと思っています。


