選評
とてもおしゃれな色具合とタッチ、表現で、キャラクターもユニークですてきです。主人公であるウサギのロリーが、ある日ふらりと現れ、寒がっている木に温もりを与え、またフッと去っていく。なんとも不思議な味わいの絵本です。
白い余白が素晴しいセンスで活かされています。本のタイトルは「さむがりの木」ですが、見ていると心がほかほかと温かくなります。こどもたちも、できれば、このように“幸せな友情あふれる、世界から愛されている”という気持ちで幼少期を過ごすことができれば、どんなにすばらしいことかと思います。そのためにも、このような作品が世の中の人に知られるのは重要なことだと思います。
受賞者のコメント
出産を経て、女性から母親になり子供に向ける気持ちの中に母親になるまで感じる事のできなかった人へのやさしさや思いやりというものを母親の視点からとらえたこの作品を皆様に評価して頂けて大変うれしく思います。そして今回の制作を応援してくれた家族や友人に感謝しています。


