2013年8月5日掲載
「日立の樹オンライン」をご覧のみなさま、こんにちは。ハワイで撮影コーディネーターをしているモーティーです。
今回の「ハワイ便り」は、「日立の樹」があるオアフ島のモアナルア・ガーデンから、去る7月20日に開催された「プリンスロット・フラフェスティバル」の様子をお届けします。
フェスティバルは、フラの復興に力を注いだロット王子(のちのハワイ王国第5代国王・カメハメハ5世)の功績を称えるフラの祭典です。毎年、7月の第3土曜日に開催され、今年で第36回目となりました。
園内の北東側にある土手状のマウンドで、地元のフラグループが、古典フラのカヒコや現代フラのアウアナを披露します。
出場者が競い合う大会(競技会)ではないため、とてもリラックスした雰囲気です。
お気に入りのビーチチェアを持ち込んだ観客たちも、一日、のんびりと過ごしています。
1時間のランチブレイクでは、カメハメハ3世によって設立された「ロイヤル・ハワイアン・バンド」がBGMを奏でました。
会場には、イベントの記念Tシャツや関連グッズ、ポルトガル生まれのハワイの定番スイーツ「マラサダ」やホットドッグ、かき氷などのフード&ドリンクの販売コーナーが並んでいました。
なかには、クイアイと呼ばれる道具で蒸したタロ芋をつぶして練り上げる、ハワイの伝統食「ポイ」の、昔ながらのつくり方が体験できるコーナーもありました。
マウンドは「日立の樹」から少し離れていることもあり、園内ではあまり知られていませんが、公園を訪れる機会がありましたら、探してみてください。園内にはロット王子が過ごしたといわれるコテージが、今も残っています。
この日は、駐車場がフェスティバル関連で使われていたため、いつものような観光バスの出入りがなく、「日立の樹」の周辺は、とても静かでした。つかのまの休日を楽しんでいるかのような「日立の樹」です。それでは、また。