2014年6月16日掲載
みなさん、アロ〜ハ! フリーランスライターの森谷です。
ハワイは、6月に入ると日差しが強まり、空の色は海よりも青さを増して、これからが夏本番という雰囲気。夏は、マンゴーが旬を迎え、パイナップルやバナナ、パパイヤなどの通年出回るフルーツも、グッと美味しくなるシーズンです。おなじみのものから日本では目にすることのない珍しいものまで、さまざまなフルーツを味わうことができます。
ハワイの代表的なフルーツであるパイナップルは、マウイ島産の「マウイ・ゴールド」「カパルア・ゴールド」、オアフ島とハワイ島で栽培されている「スイート・ゴールド」という品種が有名です。いずれも香りが高く、果肉は柔らかでジューシー。手軽に食べられるパック入りのカットパインが、スーパーやコンビニに並びます。
ハワイのスーパーに行ったら、モンキーバナナに似た小ぶりの「アップルバナナ」を探してみてください。リンゴのようにさわやかな酸味がある、ハワイならではのバナナです。普通のバナナよりも皮が黒くなるまでの時間が短いので、買うときは、なるべく青いものを選んでください。
マウイ島に滞在するなら、ぜひ味わいたいのが「クラ・ストロベリー」です。ハレアカラ山麓のクラ地区で栽培されているブランド・イチゴで、春から8月頃に、マウイ島のスーパーに並びます。朝晩の寒暖差が大きな高原で育てられたイチゴは、柔らかく甘みが強いのが特徴。日本のイチゴよりも酸味が少なく食べやすいので、子どもたちにも人気です。
鮮やかなピンクと黄緑のコントラストが目を引く「ドラゴンフルーツ」は、ビタミンBやC、カリウム、ポリフェノール、葉酸、食物繊維など、栄養豊富なヘルシーフードとして、注目を集めているフルーツです。見た目はいかにも“南国のフルーツ”といった感じですが、キウイフルーツの酸味と甘みを抑えたような、さっぱりとした味です。
スイカやライチ、ランブータンなど、ハワイの太陽を浴びて育ったフルーツは、まだまだあります。夏真っ盛りは海だけではありません。朝市やスーパーで旬のフルーツを探して、味わってみてください。ハワイの食の楽しみが、さらに広がります。