2020年8月11日掲載
アロハ! ハワイ在住のライター、酒井美奈です。今回の「ハワイ便り」は、モアナルア・ガーデンについてお届けします。
(7月10日現在、モアナルア・ガーデンは閉園中のため、「ハワイ便り第117回」は過去の写真を使用して構成しています。)
「日立の樹」があるモアナルア・ガーデンは、新型コロナウイルスの影響により、7月上旬の今も休園が続いています。毎日たくさんの人が訪れていたモアナルア・ガーデンですが、ここしばらくは鳥たちが訪れるばかり。「日立の樹」は園内にあるほかのモンキーポッドや植物たちと、静かな時間を過ごしています。
例年なら5月頃から、「日立の樹」には花がたくさん咲き始めます。きっと今頃は夏の日ざしのもと、花のピンク色と葉の緑色が鮮やかなことでしょう。
休園中のモアナルア・ガーデンでは、この時期を利用して普段できない公園内のメンテナンスが行われました。鯉(こい)とカルガモが住んでいる池も、大掃除をしました。池の水をすべて抜いて、新しくきれいな水を入れ直しました。鯉もカルガモたちも、より快適に暮らせるようになったと思います。
また、カメハメハ5世のコテージは内部の修復工事が終わったようです。ハワイ王朝時代の美しい姿を見るのを楽しみにしています。
「日立の樹」も、ハワイも、今は充電期間。再びモアナルア・ガーデンに、多くの人が集まる日が来るといいですね。