2013年2月15日掲載
「日立の樹オンライン」をご覧のみなさま、こんにちは。ハワイで撮影コーディネーターをしているモーティーです。
今回の「ハワイ便り」は、ホエール・ウォッチングをご紹介します。
ハワイの魅力のひとつに、海の生き物たちとの出会いがあります。11月から翌年4月にかけては、クジラの観察ができるホエール・ウォッチング・ツアーのシーズンにあたります。
今回は、ワイキキから車で1時間ほどのところにあるワイアナエ港から、オアフ島の西側沖に向かいました。オアフ島の南東に位置するマウイ島では、1か月ほど前からクジラの姿が目撃されていましたので、クジラがハワイ諸島へ来てることは確実でした。
出港して30分ほどで、沖合のポイントに到着しました。このあたりには、イルカとウミガメも生息しています。
水中メガネを付けて海の中を見ると、水の透明度にびっくりします。海の底まではっきりと見えます。ウミガメが大きな珊瑚の上で休んでる姿を見ることができました。
しばらくすると、一頭のイルカが寄ってきました。
それから約10分ほどして、イルカの群れがやって来ました。20頭はいたでしょうか。
イルカは動きが早いので、船で追い掛けることはできませんが、イルカは船が起こす波に乗るのが好きなので、イルカのほうから船の近くに寄ってきます。
しばし、イルカとの対面を楽しんだあと、今度は、「プシュー」という大きな潮吹き音とともに、海の中からクジラが現れました。
背中が海面を割って出てくる様子は、黒い電車が海底から浮かび上がってきたかのような迫力があります。
何頭かの群れのようで、子どもと一緒のお母さんクジラの姿もありました。
ハワイでは、海が見える高台など、陸からでもクジラを見ることができますが、間近で目にする姿には、言葉では説明できない感動があります。ハワイを訪れる機会がありましたら、ホエール・ウォッチング・ツアーに参加してみてください。それでは、また。