2013年9月20日掲載
アロハ! フリーアナウンサーとしてハワイを拠点に活動しています、瀬川慶(Kei Segawa)です。
ハワイでは、通りを閉鎖してのパレードやストリートパーティー、街区を歩行者天国にしてのブロックパーティーなど、街中でのさまざまなイベントが毎週末のように行われています。観光途中でイベントに出くわした方も多いと思います。
今回は、ハワイならではの街中でのイベントの様子をご紹介します。
よく知られているのは、今年で34回目を迎えた「まつりインハワイ〜パン・パシフィック・フェスティバル」。日本とハワイの文化交流を目的とした3日間にわたるフェスティバルで、街全体がお祭り会場に変わります。
ワイキキのメインストリートのカラカウア大通りは、歩行者天国に! 地元ホノルル警察のパトロール(右の写真の左側に見える自転車の人)も、会場内の雰囲気にすっかりなじんでいるように見えます。
夕方になると通りに設置された特設ステージでパフォーマンスが始まりますが、まずは、その前に腹ごしらえ。通り沿いに立ち並ぶ食べ物のブースにはハワイの有名レストランも出店するとあって、人気を集めています。
ひときわ注目を集めていたのは、ローカルフードの「フリフリチキン」。「フリ」とは、ハワイ語で「回す」という意味。チキンを丸ごと串に刺して、炭火でじっくり回しながら焼き上げます。私が目にしたのは、半身のチキンの表裏をひっくり返して焼き上げるものでしたが、食欲をそそる香りが、多くの人をひきつけていました。
日本語の案内も多いので、ハワイのビギナーも安心して楽しめます。
この日のパフォーマンスは、日本からの和太鼓が大人気。太鼓の音が鳴り響くと、歩いている人たちは皆立ち止まり、パフォーマンスに見入っていました。
日本の伝統文化が注目を集めているのを目にするのは、日本人としてもうれしいことです。
観客と出演者が一体となって盛り上がる、街を舞台にしてのイベント。ハワイにお越しの際は、ぜひ参加してみてくださいね。