2013年12月16日掲載
みなさん、アロ〜ハ! フリーランスライターの森谷です。
2013年も残すところ、あと2週間ほど。寒さも厳しくなり、師走ムードも高まってきました。 11月末の感謝祭の頃から、ハワイはホリデーシーズンに入ります。感謝祭からクリスマス、そして年末年始と、華やかなイベントが続きます。
クリスマスのイベントといえば、ホノルルで開催される「ホノルル・シティ・ライツ」。市庁舎前に巨大なツリーが登場し、クリスマスのイルミネーションで彩られます。
裸足で短パン姿のサンタクロースに、サーフボードやカキ氷を持ったスノーマンなど、南国ならではのデコレーションは、とてもユニーク。
毎年年明けまで行われているので(今シーズンは12月7日から新年1月3日まで)、年末年始にハワイを訪れると、「クリスマスと正月の雰囲気が一緒に楽しめる」というお得感があります。
そして、クリスマス・イブ。ワイキキでは、イブの夕方、ワイキキビーチの沖から、サンタクロースがカヌーに乗ってやって来るんです。
これは、ホテルの企画によるイベントなのですが、宿泊者以外も見学OKということで、ワイキキのクリスマス恒例行事となっています。
私自身、子連れで訪れたハワイの旅で、一番エキサイティングで思い出深かったのが、このイベントでした。
この時期、ワイキキのホテルは、エントランスやロビーがクリスマスのデコレーションに包まれます。それぞれのホテルのイメージに合わせて趣向が凝らされた演出は、見とれてしまうほど。ショッピングセンターにも大きなツリーが飾られるなど、“常夏の島”もクリスマス一色。
各所のクリスマスデコレーション巡りも、ホリデーシーズンのハワイならではのお楽しみです。
クリスマスが終わると、新年を迎える準備です。日本から多くの移住者を受け入れてきたハワイでは、日本の正月行事が大切に受け継がれています。
ホテルやショッピングセンターには門松などの正月飾りが飾られ、日系スーパーには鏡餅やおせち料理が並びます。
大晦日は、ハワイ各所で上がる花火と爆竹の音を聞きながらの“年越しカウントダウン”。元日は、神社へ初詣に出掛け、夕方からは、1日遅れで放送される日本の大晦日のテレビ番組を見ながら、お煮しめやマグロの刺身を食べてゆっくり過ごすというのが、日系人ファミリーの年末年始スタイル。
最近は初詣に訪れる日本人旅行者も多く、おみくじで運だめしをしたり、ハワイの神社のお守りをお土産に購入する人も増えています。
クリスマスの前後は、普段とは違うハワイに出会えるので、大好きなシーズンです。さまざまな文化が共存するハワイならではの異文化体験を楽しめます。