2014年3月5日掲載
「日立の樹オンライン」をご覧のみなさま、こんにちは。ハワイで撮影コーディネーターをしているモーティーです。
今回の「ハワイ便り」は、オアフ島のモアナルア・ガーデンから「日立の樹」の様子をお届けします。
雨季ということもあってか、この数日、ずっと雨が続いていましたが、久しぶりに晴れたので、公園を訪れました。
パーキングには、数台の大型バスが停まっています。
いつもは、「日立の樹」の下に、たくさんの人たちの姿が見えるのですが、この日は、ほとんど人影がありません。
観光客のみなさんは、樹から離れたところにいます。
その理由は、連日の雨にありました。
遠目にはわかりませんでしたが、近づいてみると、樹の下には、大きな水たまりと、ぬかるみができています。
ハワイの土は、水がたまると滑りやすくなります。
粘土質の赤い土は、靴などにつくと、洗っても、なかなか落ちません。
普段の園内は、グリーンの美しい芝が印象的ですが、このところの雨の影響で、芝の下の赤土が浮き上がっています。
雨が続くと憂鬱な気分になったりもしますが、ハワイ島の牧場やマウイ島の農場などにとっては、この時期の雨は、待ちに待った恵みの雨。なくてはならないものです。
この日は、公園のコンディションには恵まれませんでしたが、訪れた方々は、みなさん笑顔。僕の心も、晴々としてきました。
そんな姿を目にして、「No Rain, No Rainbow」というハワイの言葉が浮かびました。
「雨が降らなければ、虹は出ない」から転じて、「つらいことの後には、きっと、いいことがある」という意味です。
モアナルア・ガーデンヘの訪問が、この日訪れたみなさんのよき思い出となることを、そっと祈りながら、公園を後にしました。
それでは、また。アローハ!