2014年7月18日掲載
アロハ! ハワイを拠点にフリーアナウンサーとして活動している瀬川慶(Kei Segawa)です。
月曜日から日曜日まで、毎日オアフ島の各地で開催されている青空市のファーマーズマーケットは、地元生産者自らが野菜や果物などを販売する場として始まりましたが、今ではロコ(地元の人たち)だけでなく観光客も多数訪れる、観光スポットのひとつにもなっています。
ファーマーズマーケットといえば、土曜日の午前中に、ダイヤモンドヘッドの麓にあるカピオラニ・コミュニティ・カレッジ(KCC)で開催されるKCCファーマーズマーケットが有名ですが、私のお勧めは、ワード地区のニール・ブレイズデル・センターで水曜日の夕方に開催されるホノルル・ファーマーズマーケットです。
ホノルル・ファーマーズマーケットは、KCCのように規模が大きなものではなく、開催も平日の夕方なので混み合うこともないため、のんびりと回ることができます。
KCCと同様、ハワイ州管轄のHFBF(Hawaii Farm Bureau Federation:ハワイ農業会連合)が運営していることから、KCCの人気店の出店もあります。
地元産の野菜やジャムをはじめとする食材のほか、その場で食べることができるプレートランチのブースもあり、カジュアルにディナーを楽しむロコたちの姿を目にします。
スイーツの出店も多く、この日は、ヘルシーでおいしいと評判のホームメイドのアイスクリームに、長い行列ができていました。
アメリカ本土では、まだまだなじみのない醤油やチキンカツなども、ロコの間では普通に通じます。お餅は、英語で「ライスケーキ(Rice cake)」と言いますが、ここでは「モチ(Mochi)」と、ローマ字表記の日本語で通じるので、このような案内も…。
日本人観光客には片言の日本語で話しかけてくれる出店者も多いので、ハワイが初めての方でも気軽に訪れることができます。
ハワイに滞在される際は、ぜひ地元のファーマーズマーケットを訪れてみてください。食べ歩きにお土産探しにと楽しめます。
運営団体やマーケットによって出店しているお店も少しずつ異なるので、複数のマーケットをめぐってみると、そのマーケットならではの商品やお店の発見などもあります。
ただ、ほとんどのところが現金オンリーなので、事前に両替しておくのをお忘れなく!