2014年10月15日掲載
みなさん、アロ〜ハ! フリーランスライターの森谷です。
ハワイ旅行といえば、オアフ島のホノルル滞在が基本のコースですが、2度目、3度目のハワイともなると、違う島にも訪れてみたいものですし、初めてのハワイであっても、ちょっと違うアプローチを…という方もいらっしゃると思います。
主要8島と120もの島々で形成されているハワイ諸島のうち、旅行者が訪れることができるのは、オアフ島、ハワイ島、マウイ島、カウアイ島、ラナイ島、モロカイ島の6島ですが、各島は、それぞれに趣が異なります。
オアフ島のホノルル空港から40〜50分のフライトで、ハワイ、マウイ、カウアイ、ラナイ、モロカイと、個性豊かな5島を訪れることができるのも、ハワイならではの魅力でしょう。
少々駆け足になりますが、今回は、そんな5島の魅力をご紹介します。
オアフ島に次いで、日本人の渡航者数が多いのがハワイ島。「ビッグアイランド」と呼ばれ、親しまれているこの島は、ハワイ諸島で最も大きく、見どころもダイナミックです。
人気のスポットは、世界遺産にも登録されている、キラウエア火山一帯。白煙を上げ、真っ赤な溶岩が流れる様子を、陸・海・空から見学することができます。
島の中央部には、各国の天文台が設置されている、標高4,000メートル級のマウナ・ケア山がそびえ、山頂で眺める朝日や星空は絶景。
自然の力を体感できるハワイ島は、パワースポットとしても有名です。
熱帯の樹木が茂るイアオ渓谷や標高3,000メートル級のハレアカラ火山などの大自然を体感できるアクティビティから、ハワイ王朝時代の首都、ラハイナでの史跡めぐり、ショッピングやグルメと、欲張りに楽しめるのが、マウイ島の魅力です。
西マウイの沖合いには、毎年12月から翌年5月にかけては、たくさんのクジラが来るので、海岸沿いのホテルやハイウェイから、クジラの潮吹きを見ることができます。
アメリカ本土やカナダの旅行者に人気のある島で、避寒のために長期滞在する人も多いそうです。
断崖絶壁が続く海岸線のナ・パリ・コーストや、“太平洋のグランド・キャニオン”と称されるワイメア渓谷など、起伏に富んだ地形と深い緑に包まれたカウアイ島は、“ハワイ最古の島”といわれています。ハワイの原風景が広がり、人気のハリウッド映画のロケ地としても知られています。
ハワイ先住民がやってくるずっと前から、メネフネと呼ばれる小さな妖精が住んでいたとの言い伝えがあり、それにまつわる伝説も数多く残されています。
ラナイ島は、パイナップル王ドール氏の大農場があった地で、かつては“パイナップルの島”と呼ばれていましたが、その後、大規模なリゾート開発が行なわれ、今では世界のVIPが訪れる隠れ家的なリゾートとなっています。
モロカイ島は、他の5島に比べて観光開発が進んでいませんが、豊かな自然に昔ながらのハワイを感じることができます。
どちらも観光施設の少ない小さな島ですが、喧騒を嫌う旅慣れた旅行者に好まれています。
ハワイ島、マウイ島、カウアイ島へは日帰りのツアーも催行されていますが、島の魅力を存分に満喫するなら、島での滞在をお勧めします。各島とも、自然に調和した美しいリゾートホテルが揃っています。
お気に入りの島を見つけて、ハワイならではのバカンスを過ごしてみては、いかがでしょうか。