2014年11月20日掲載
アロハ! ハワイを拠点にフリーアナウンサーとして活動している瀬川慶(Kei Segawa)です。
11月のハワイは、第4木曜日のサンクスギビング(感謝祭)からホリデーシーズンに入り、街は一気にクリスマス色になります。こちらでは、クリスマスはニューイヤー(新年)よりも大きなイベントですが、クリスマスと同じくらいに盛り上がりを見せるのが、10月31日のハロウィンです。
宗教的儀式の慣習が起源といわれていますが、今では宗教色は薄まり、カボチャをくり抜いてつくる「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれる提灯をつくったり、子どもたちが仮装して「Trick or Treat(お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ)」と言いながら、キャンディなどをもらいに家々を回ったりと、街ぐるみのイベントとなっています。
ハロウィンの時期になると、スーパーの野菜売場は、まるでカボチャ売場のように大変身! カボチャだけでも、こんなに種類があるなんて、びっくり。小さいサイズは、部屋やオフィスのデスクに飾られます。
関連グッズも一緒に並べられ、ここが野菜売場であることを忘れてしまいそうなほど。ボールをカボチャに見立てて、ジャック・オー・ランタンのような顔をユーモアたっぷりに描いた、ハロウィン限定のバスケットボールには、思わず笑ってしまいました。
こちらは、24時間営業のドラッグストア。背丈よりも大きなディスプレイが、お客様を迎えます。ハロウィンの仮装でおなじみの骸骨は、宗教的儀式の名残だそうです。
ハワイでは、地域のモールやショップも一緒になって、ハロウィンの盛り上がりに協力します。店員さんたちも、ご覧のとおり!
ハロウィンのディスプレイは、お店だけではありません。住宅街でも遊園地のアトラクション顔負けの力作を目にします。
10月31日の夜、盛り上がりはピークを迎えます。これは、ワイキキのにぎわいの様子です。
仮装してなくても大丈夫。個性的な仮装をしている人たちを見るだけでも楽しめるのが、ハワイのハロウィンです。
日本のような四季がないハワイでは、年間を通じて行われる様々なイベントで季節を感じることができます。