2015年1月20日掲載
アロハ! ハワイを拠点にフリーアナウンサーとして活動している瀬川慶(Kei Segawa)です。今年も「日立の樹」があるハワイの魅力をお伝えしていきますので、よろしくお願いいたします。
ホノルルマラソンは、ハワイの自然を感じることができ、参加者のサポートも充実している、ハワイならではのイベントだと思います。ハワイやアメリカ本土、カナダ、オーストラリア、イタリアなどの世界各地から3万人を超えるランナーが集まる世界的な大会ですが、日本からの参加者が4割以上を占め、海外研修旅行として参加している高校もあるくらい。
私の初めてのマラソン参加は、ホノルルマラソンでした。海外の大会ながら日本語の案内や説明があり、安心して参加できました。大会当日は素晴らしい景色はもちろん、沿道のボランティアや一般の方々の声援に励まされました。
大会が開催される12月の第2週になると、ハワイはホノルルマラソンウィークに突入。日曜日の大会当日に向けてマラソン関連のイベントが始まり、心身ともにテンションが上がります。大会当日の参加だけでも楽しめますが、早めに現地入りして関連イベントから参加すると、ハワイをより深く感じることができます。
水曜日から土曜日は、ゼッケン(ナンバーカード)の受取り場所となっているハワイ・コンベンション・センターで、ホノルルマラソン・エキスポが開かれます。ランニングに関連する出展や著名なアスリートやコーチのトークショーなど、多くの人たちでにぎわいました。なかでも、その場で体験できるマッサージのブースは盛況。
大会前々日の金曜日は、カピオラニ公園の屋外ステージ、ワイキキシェルでホノルルマラソン・ルアウが行われます。大会の前夜祭的なパーティーで、アーティストやフラグループなどのパフォーマンスとともにビュッフェ形式のディナーを楽しみます。メニューは体調づくりにもなる炭水化物が中心です。
司会進行は英語と日本語のバイリンガルのため、参加者同士の一体感が生まれる場となっています。ダイヤモンドヘッドが見渡せる絶景のロケーションなので、ハワイらしさをたっぷりと味わうことができます。
前日の土曜日には、ホノルルマラソン協会公認のセミナーがあります。アスリートやスポーツドクターからの興味深いトークをはじめ、レース当日に役立つストレッチやエクササイズなどの実践的な知識を学ぶことができるとあって、特に初めての参加者に人気です。
今年の開催も12月の第2日曜日ですが、「そんな先の予定は…」という方には、4月のホノルルハーフマラソン・ハパルアをお勧めします。2012年にスタートしたホノルルマラソンの姉妹大会ですが、コースがホノルルマラソンと同じということで人気上昇中。
イベント参加の際は、関連イベントをしっかりチェックして、思い切り楽しんでください。