2015年4月15日掲載
みなさん、アロ〜ハ! フリーランスライターの森谷です。
季節も暖かい春を迎え、ゴールデンウィークや夏休みにハワイ旅行を計画されている方もいらっしゃると思います。今回は、これからハワイに行くなら観光スケジュールに加えたい、今注目のローカルタウンを取り上げます。
最初は、アラモアナの西に位置するワードです。
オアフ島南西部のカポレイからアラモアナセンターに至る、ハワイ初の高架鉄道「ホノルル・レール・トランジット」の駅建設が決まり、商業施設や高級コンドミニアム、公園など、街全体の再開発が進められています。
大型のディスカウントストアやローカルブランドのブティック、ユニークな雑貨店、シネマコンプレックスなどが入った、地元に密着したショッピングセンターがあり、ショッピング派には、たまらないエリアです。
ワイキキやアラモアナのような、高級ブランドブティックはそれほど多くはありませんが、ローカルな雰囲気を感じながら、ゆっくりとショッピングが楽しめます。
毎週土曜日には、ファーマーズマーケットも開催されています。
ワードの隣、カカアコは、最新カルチャーに触れることができる街として人気です。
もともとは工場や倉庫が建ち並ぶエリアでしたが、都市開発に伴い、高級コンドミニアムが建設され、空き倉庫を利用したショップやカフェなども次々にオープン。ストリートアーティストたちが街をペイントするアートイベント「パウワウ・ハワイ」が毎年開催されるようになり、注目を集めるようになりました。
倉庫や建物の壁に描かれたウォールペインティングは、なかなかの見応えです。
イベント期間中は、ペイントが描かれる過程も見られます。描かれたものは、次回のイベントで上書きされるまでの間、いつでも見学できます。撮影スポットとしても人気を集めています。
そして、ワイキキ近くに位置しながら、緑美しい渓谷の街、マノア。
州が管理するトレイル(自然歩道)があり、落差が50mといわれる滝をめざして熱帯雨林を歩く、片道40分ほどのコースでは、川のせせらぎや鳥の鳴き声、木々の擦れる音、珍しい植物など、海だけではないハワイの魅力が体感できます。
ふもとに降りた後は、地元の人たちでにぎわうカフェで、のんびりとお茶や食事を楽しむのもお勧めです。
インドア派も気軽にチャレンジできるコースですが、雨が多い場所なので、訪れる際は、運動靴などのしっかりした靴を履くようにしてください。
どの街もワイキキから路線バスでアクセスでき、レンタカーなら10〜15分という距離です。ワイキキからほんの少し離れたところに、魅力あるローカルタウンが、いくつもありますので、ハワイを訪れる際は、ローカルタウンにも目を向けてみてください。旅の思い出が、より充実したものになるはずです。