2015年5月7日掲載
アロハ! ハワイ在住のライター、酒井美奈です。今回の「ハワイ便り」は、オアフ島のモアナルア・ガーデンからお届けします。
久しぶりに公園散策に訪れました。
この時期の樹は、葉が落ちる頃なのか、普段よりも葉が少なくなっていました(写真ではっきりとわかるほどではありませんが)。葉に混じって、濃い緑や少し黒っぽい色をした鞘が見えます。
常夏のハワイでは、日本のような四季折々の変化はありませんが、葉の変化が、季節の移ろいを感じさせてくれます。
「日立の樹」を過ぎて、そのまま公園の奥へ進むと、川の流れが見えてきます。小さな橋を渡ると、公園沿いの舗装された小道があります。右側は木立が続き、左側は小川とモアナルア・ガーデンというロケーションです。
数分歩くと、小川を渡るところがあり、ここから公園内に戻れます。
「日立の樹」から少し離れた北東側には、小高い土手状のマウンドがあります。これは、園内で毎年開催されるフラの祭典、「プリンス・ロット・フラ・フェスティバル」で使われるステージです。木々に囲まれたアウトドアのステージでフラが披露されます。
ハワイ古来のフラを復興させるために力を尽くした、カメハメハ5世の愛称「ロット」を冠する由緒あるイベントで、第38回となる今年は、7月18日〜19日に行われます。
園内にはモンキーポッドだけでなく、ハワイの植物も植えられています。
この日は、赤やピンクのジンジャーが咲く様子が印象的でした。ブレッド・フルーツ、マンゴー、ブーゲンビリア、ティーリーフなども楽しむことができました。
モンキーポッドの木陰では、地元の人たちが、家族やグループで、パーティーやピクニックを楽しんでいました。地域に根付いたモアナルア・ガーデンならではの光景です。
ハワイを訪れる際は、ぜひモアナルア・ガーデンにもお越しください。