2015年5月20日掲載
アロハ! ハワイでフリーアナウンサーとして活動している瀬川慶(Kei Segawa)です。
ゴールデンウィーク明けから夏休み前までのハワイは、日本からの観光客が少なくなる時期ですが、地元で暮らす人たち(ローカル)にとっては、イベント盛りだくさんとなっています。
5月の第2日曜日は「母の日」ですが、母の日には、家族や親戚が集まってサンデーブランチを楽しむのが習慣になっています。母の日のメニューを用意するレストランも多いそうです。
学校は、5月は年度最後の月で、7月末から新学期が始まり、5月末で終わるのが一般的です。生徒たちが協力してつくったステージで、歌などを中心とした卒業イベントが行われます。
ハワイならではのお祝いの日といえば、5月1日の「レイ・デー(Lei Day)」があります。本来は、労働者の日の「メーデー(May Day)」ですが、ハワイでは、花の首飾り「レイ」に象徴されるハワイの文化を祝う日となっています。
この日、多くの学校では、レイ・デーのイベントが行なわれます。フラの先生の指導のもと、フラを踊ります。低学年では何とも微笑ましいお遊戯のようなフラですが、高学年からは大人顔負けのパフォーマンスが披露されます。
日本の学校での体育祭のような丸一日の行事ではなく、1時間ほどですが、ハワイならではの文化を子どもたちに伝える機会となっていて、家族も見に来ます。
ハワイを訪れる機会がありましたら、ローカルのイベントにも目を向けてみてください。国際的な観光地のハワイとは違うハワイが見えてくると思います。