2018年5月10日掲載
アロハ! ハワイ在住のライター、酒井美奈です。今回の「ハワイ便り」は、オアフ島のモアナルア・ガーデンにいるカルガモについてお届けします。
4月の雨上がりの日。しばらく雨天が続いたせいか、ピクニックを楽しむ家族連れの姿はなく、公園は思いのほか静かでした。日立の樹は、ピンク色の花が咲き終わり、緑色のさやをつけています。
公園に入ると左手には、カメハメハ5世のコテージがあります。その隣にあるタロイモの池を泳いでいるのがカルガモたち。ここはカモの大好物が豊富にあるようで、時々水中にもぐって池に生息するタニシや水草などを食べています。
タロイモの池の隣にコイの池があり、子どもたちが、公園内のギフトショップで買ってきたえさを楽しそうにあげています。一方、カルガモたちは、ここでも気持ちよさそうに泳いでいました。
また別のカルガモたちは、池の近くの芝生で、悠々とお散歩をしています。人に慣れているようで、近づいても逃げたり飛び立ったりするそぶりは見せません。日本では春になるとカルガモ親子がお引っ越しをする様子が話題になりますが、この日のモアナルア・ガーデンでは残念ながらカルガモ親子の姿は見られませんでした。
午後のお昼寝タイム。顔を後ろに向け、くちばしを背中の羽毛にうずめて眠っています。一体、どんな夢を見ているのでしょうね。
ハワイの静かでおだやかな空気を、気ままに暮らすカルガモと一緒に楽しめるモアナルア・ガーデンです。