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日立の樹オンライン

伊藤さんには、弊社のCMソング「日立の樹」の作詞を手掛けていただきました。

1972年、「木」をテーマとしたCM制作の計画がありました。この時のCMは、現在のハワイ州、モアナルア・ガーデンにある実写の「日立の樹」ではなく、アニメーションでの広告でした。当時の広告制作スタッフが、伊藤さんに木の絵を見せたところ、「この木は、なんという木ですか?」「どんな木なのですか?」「どこにあるのですか?」などの質問がありました。

しかし、絵のモデルとなる実在の木がないため、名前もなければ、どんな木なのかもわかりません。スタッフは、「わかりません」「知りません」と返すばかりでした。そのときの伊藤さんとスタッフのやり取りから、CMソング「日立の樹」の歌詞が誕生いたしました。もしもCMが実写の木で制作されることになっていたら、この歌詞は生まれなかったかもしれません。

1998年に開催された「あなたが歌う!CMソング「日立の樹」アレンジコンテスト」では審査員としてもご参加いただきました。

また、弊社のOBの話によりますと、伊藤さんは朗らかでとても優しいお人柄だったそうです。ご本人から、「日立の樹のCMソングをずっと使い続け、そして、育ててくれている」と有難いお言葉をいただいたこともあったというエビソードもございます。

伊藤さんに作っていただいた「日立の樹」の歌詞は、小林亜星さん作曲の軽快なメロディーと合わさり、今では多くの方々にもお聴きいただいており、また、日立グループの広告コミュニケーションを支えるCMソングとなりました。

1973年にCMソングが誕生してから約48年、長きにわたるお力添えに深く感謝いたしますとともに、衷心よりお悔やみ申し上げます。

2021年5月31日
株式会社 日立製作所